top of page

2002年に相模原で開業しました。医師である兄の協力のもと、西洋医学的には原因が特定できないお困りの症状を抱えた方達にご利用いただいております。東洋医学的アプローチによって症状が軽快・消失していく症例を多数経験しております。「視点を変えてみることで良い結果が得られる」ことはよくあることだと思います。相模原市 はる治療所

さがみはらし はるちりょうじょ

当治療所では、本治法に局所治療を加えた施術をしております(ツボ・経絡・経筋を考えた全身を整える治療に加えて、問題のある部位を直接施術するということです)。本治法による全身治療の効果として、直接アプローチしていない部位の改善がなされるということがあげられます。本治法を行った場合、鍼灸刺激が脳や脊髄などの中枢レベルが活性化され、二次的に脳下垂体や視床下部、すなわち自律神経系やホルモン系、循環系、あるいは免疫系などに作用し全身に良い影響を与え、効果を表すと考えられています。

相模原市 はる治療所

例えば、足の施術を始めるとおなかが動き出して(腸蠕動亢進)すっきりした感じになったり(妊婦さんにおいては逆子が治ったり)、頸肩背部の施術によって眼の痛みが消失したり、めまい感が改善したり、睡眠の質が良くなったりと・・・。定期的にメンテナンスされている方々には、「気になっていた症状が気にならなくなった」「以前より疲れにくくなった」「風邪をひきにくくなった」等の変化が認められます。

 

特に女性の方においては、肌の潤いが増して調子が良くなるという効果も感じられるようです。美容効果は全身状態の改善によって得られるものと考えております。ご高齢の方は「顔色が良くなった、調子良さそうね」といった言葉をかけられるそうです。

 

 

身体が教えてくれるサインを問診、切診(触診)でとらえ、その状態を良い方向へ整えることによって様々な症状の改善がはかられます。病院で「加齢が原因」と言われてしまった方でも、東洋医学的に問題を探していくと、異なる原因が判明することが多々あります。人でも物でも「お手入れ」をして使えば「長く、気持ち良く」使うことができるはずです。「健康寿命」を考えたとき、確実に役立つ医療だと実感しております。

化学物質を使わない、「荒れた土地を鍬で耕す無農薬栽培」のような治療になりますので、副作用がほとんどなく身体にやさしいということは間違いありません。日本において6世紀には体系化されていたといわれています。治療を受けてきた人々に支持され、無くなることなく存続してきました。これは、科学的根拠に乏しくとも結果が出ていたという証だと思います。先人の経験にもとづいた「経験的医療」はもっと評価され、利用されるべきだと感じております。連綿と受け継がれているこの「伝統医療」を体験していただき、是非とも生活の中に取り入れていただきたいと思っております。

 

 

(鍼に関して)

 

最近の鍼は鍼先が丸く加工されているので痛くありません。衛生面は十分配慮されており、ディスポーザブル(使い捨て)となっています。置鍼治療(鍼を刺したまま寝かせる治療)ではありません。問題のあるところを確実に変化させることで効果をあげております。鍼治療は抵抗があるという方は温灸治療から体験していただきたいと思います。ヒートショックプロテインによる効果、ガンに対する温熱治療という話も耳にするようになりましたので。

 

 

 

(効果の期待できる症状)

 

疲労感、気力低下、虚弱体質、冷え、めまい、目の疲れ、頭痛、頭重感、睡眠改善、耳のつっぱり感、耳鳴り(軽減・消失)、頚肩背部痛、五十肩、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症(下肢・腰臀部の緊張をゆるめることで改善することがあります)、手・足のしびれ、だるさ、手指のこわばり・関節痛、バネ指、膝痛、むくみの改善、足のひきつれ、胃痛・胃もたれ・食欲不振・膨満感、便通改善、月経不順、PMS、不妊、産前・産後のケア、手術後のケア、捻挫・骨折後のケア、原因不明の痛み、花粉症軽減、養生、等々

 

 

 

(施術にあたって)

 

施術を受けていただくにあたっては、2回目はあまり間をおかず(1週間以内くらい)に受けていただきたいと思います。原因不明や慢性的な症状の場合、4回くらい施術を受けて効果を判断してください。症状が落ち着いてきましたら月に1回程度のメンテナンスをおすすめしております。月に1,2回の治療を受けているうちに「体調が良くなった」と感じられると思います。

 

マンツーマンの施術ですので、会話を聞かれることがありません。愚痴、悩み、世間話など第三者に話をすることによってストレスが軽減されることもあります。お灸の香りに包まれながら身体をほぐすので眠ってしまう方もおられます。こういった場所はなかなか無いのでお気軽に利用していただけたら幸いです。

(参考症例)

 

「膝痛・水がたまる」

 

色々な医療機関で治療効果が感じられなかった方々でも、ふくらはぎや膝周囲を丁寧に緩めていくことで症状の軽減・消失がみられる ことが多々あります。  

           

          

「長期糖尿病治療中、腎臓治療中、足の痛みで歩行困難」

        

付き添いの方に支えられてやっと立っているような状態で、車の乗り降りも苦労されていました。そのような状態であっても、全身治療をすすめていくうちに杖を使って一人で散歩できるまでに改善されていきました。                  

​                         

                     

「大腿部痛を中心に広範囲にわたる痛み、歩行困難」

 

この方はアルコール依存症のため長期入院されていたそうです。退院後、全身の痛みに悩まされ、苦痛に顔をゆがめておられました。病院では(原因がわからないので?)身体の数か所にステントを入れる手術をしたそうです。歩行改善まではいきませんでしたが、全身の痛みが楽になりテレビを視て笑えるようなったそうです。

 

 

「原因不明の足の痛み、歩行困難」

                         

痛みで立つことができず、這ってトイレに行っていたそうです。検査しても原因が特定できず、1ヶ月入院して点滴治療をしたとのこと。触診によって固まっている部位を探し出し、根気よく緩めることで歩くことができるようになりました。    

                                                                        

                                                       

「96歳から養生のため月1回程度のメンテナンス」

(平成28年7月現在)103歳とご高齢ですがメンテナンス継続中です。

           

「原因不明のめまい」

 

頚肩背部の緊張を緩めることで症状の軽減・消失がみられます。

「耳鳴り、耳の痛み」

 

頭全体が鳴っているという症状が、ご本人曰く、ほどほどの耳鳴りになったとのこと。また、耳がつっぱって痛みが出るという症状も出なくなったとのこと。

           

           

腰痛」      

 

寝込むほどの腰痛が年に数回出ていた方ですが、月1回の治療の継続で7年間症状が出ていません。メンテナンス継続中です。

           

「高齢者の大腿骨骨折」   

     

病院でのリハビリと並行して鍼灸治療を受けて、杖がなくても歩くことができるようになった方がいらっしゃいます。他にも、骨折後の坐骨神経痛に悩まされていた方の痛みを取ることができました。

                                 

           

「頭痛」     

 

回数、程度の変化により薬の使用頻度が減りました。

「胃の不調」    

 

回数、程度の変化により薬の使用頻度が減りました。

「生理不順」    

 

月経にともなう愁訴が改善され妊娠される方もいらっしゃいます。

 

 

(特に鍼治療で効果の期待できるもの)

「めまい症」

門倉 義幸, 石田 良, 柳 裕一郎, 門倉 淳二, 世良田 和幸, 池田 尚弘, 洲崎 春海: 眩暈症に対する鍼灸治療の効果.日本東洋医学雑誌,59(2):291-295,2008.

 

「不妊症」

Paulus WE., Zhang M., Strehler E., El-Danasouri I.,and Sterzik K.: Influence of acupuncture on the pregnancy rate in patients who undergo assisted reproduction therapy. Fertil Steril,77(4),721-724,2002

 

「肩の疼痛」

Juan G, Elena B, Maria A, Francisco V, Maria G:Acupuncture for soft tissue shoulder disorders: A series of 201 cases. Acupuncture in Medicine,21(1-2),18-22,2003.

 

「テニス肘」

Molsberger A , Hille E.: The analgesic effect of acupuncture in chronic tennis elbow pain. Rheumatology,33,1162-1165,1994.

 

「アレルギー性鼻炎」

Xue CC, English R, Zhang JJ, Costa CD,: Effect of acupuncture in the treatment of seasonalallergic rhinitis: a randomized clinical trial.Am.J.Chin.Med.30(1),1-11,2002.

 

Petti FB, Liguori A, Ippoliti F: Study on cytokines IL-2,IL-6,IL-10 in patients of chronic allergic rhinitis treated with acupuncture.J.Tradit.Chin.Med.22(2),104-111,2002.

 

「妊娠中体位異常」

Cardini F., Weixin H.: Moxibustion for correction of breech presentation a randomized controlled trial. JAMA,280,1580-1584,1998.

 

「術後下腹部痛」 

Lin J.-G, Lo M.-W, Wen Y.-R, Hsieh C.-L, Tsai S.-K,Sun W.-Z: The effect of high and low frequency electroacupuncture in pain after lower abdominal surgery. Pain99,509-514,2002.

 

 

 

※SLE と診断された方、ペースメーカー・人工関節を入れた方、血液サラサラの薬を服用されている方もメンテナンスにいらっしゃています。

Available Treatments
bottom of page