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抗菌薬適正処分手引の案を了承 (厚生省部会)


抗生物質についての記事をご紹介します。

厚生労働省の専門家作業部会は(2月)21日、風邪や下痢の患者に不必要な抗生物質(抗菌薬)を使わないよう、医師の診断手順などを示した「適正使用の手引き」案を大筋で了承した。薬が効かない薬剤耐性菌の発生を抑える狙いで、患者から抗菌薬を求められた際の断り方も紹介している。厚労省が今後、正式にまとめた手引を全国の診療所などに配布する。

耐性菌は抗菌薬の使いすぎなどで発生し、将来、治療薬がなくなる恐れがある。手引案では、不必要に処方されていることが多いとされる風邪などについて、細菌性の病気や重い病気の兆候ではないと見分け、抗菌薬では効果がないことや副作用のリスクを考えて処方しないことを推奨した。

― 以上転載

将来、治療薬がなくなる恐れがある・・・。というのは怖い話です。受診する側も考えないといけませんね。

昭和37年に整体師の野口晴哉氏が書いた「風邪の効用」という本の前書きをご紹介します。

風邪は誰でも引くし、又いつもある。夏でも冬でも秋でも春でもどこかで誰かが引いている。他の病気のように季節があったり稀にしかないのと違って年中ある。風邪は万病のもとという言葉に脅かされて自然に経過することを忘れ、治さねば治らぬもののように思い込んで、風邪を引くような体の偏りを正すことを無視してしまうことはよくない。体を正し、生活を改め、経過をまつべきである。このようにすれば、風邪が体の掃除になり、安全弁としてのはたらきをもっていることが判るだろう・・・。


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